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がんセンターの看護師の仕事内容はこの8つ!
がんセンターの看護師の仕事内容は、とても幅が広く奥深いものです。がんセンターで働きたい看護師さんは、これを読めばがんセンターでの看護師の仕事内容が丸わかりですよ!
目次 [目次を隠す]
がんセンターの看護師の仕事内容=化学療法看護
がんセンターの看護師の仕事内容の1つ目は、化学療法看護です。現代のがん医療において、化学療法は欠かすことができない治療法です。
でも、ご存知のように化学療法は副作用が強いものですし、正しく治療が行われないと危険なこともありますよね。
そのため、がんセンターの看護師は化学療法看護を適切に行う必要があるのです。
具体的には抗がん剤の投与中に血管外漏出がないかをチェックし、もし血管外漏出があった場合は早期発見をして適切な処置を行うことで、組織の壊死を防がなくてはいけません。
また、副作用の緩和も重要です。
化学療法ではほぼ100%の確率で何らかの副作用が起こります。副作用の出現を予測し、早期発見をして、医師や薬剤師と連携をしながら副作用の緩和のための対処をする必要があります。
がんセンターの看護師の仕事内容=放射線療法看護
がんセンターの看護師の仕事内容の2つ目は、放射線療法の看護です。
放射線療法は腫瘍を小さくしたり、再発予防のための効果がありますが、放射線療法をすることで、照射部に皮膚炎や粘膜炎が起こることもあります。
また、骨髄抑制や嘔吐、食欲不振などの全身的な副作用が起こることもありますので、これらの局所的な副作用、全身的な副作用を早期に発見し、症状を緩和させるための看護をしなくてはいけません。
また、放射線療法を受けることに不安を抱く患者さんも多いですから、放射線療法についてきちんと説明し、患者さんの不安を取り除くことも、がんセンターの看護師の重要な仕事内容になります。
がんセンターの看護師の仕事内容=がん性疼痛緩和
がんセンターの看護師の仕事内容の3つ目はがん性疼痛緩和です。がんが進行すると、激しい痛みが起こります。
がんセンターの看護師は疼痛緩和のために、まずはペインスケールなどを用いて痛みを正しくアセスメントする必要があります。どの程度の痛みなのかによって、疼痛緩和のために使用する薬剤が異なるからですね。
また、薬剤の使用だけではなく、精神的な不安を取り除いたり、温罨法や冷罨法、マッサージ等を行うことでも、疼痛緩和を図ることができますので、がん性疼痛緩和は看護師としての腕の見せ所と言えるかもしれません。
がんセンターの看護師の仕事内容=緩和ケア
がんセンターの看護師の仕事内容、4つ目は緩和ケアです。がんの患者さんは身体的な痛みだけではなく、精神的な痛み、社会的な痛み、さらにスピリチュアルな痛みを抱えています。
そして、これらの痛みはターミナル期に近づくほどに痛みが大きくなっていくんです。そのため、がんセンターの看護師はこれらの痛みを緩和できるようなケアを行わなくてはいけません。
身体的な痛みは先ほどお話ししたようなケアになりますが、社会的な痛みに関しては医療ソーシャルワーカーの介入や必要な情報提供を行うなどのケア方法があります。
精神的な痛みやスピリチュアルな痛みに関しては話を傾聴し寄り添うこと、家族の時間、個人的な時間を作ることなどがありますが、精神的なケア、スピリチュアルなケアに関しては「これが正解」というハッキリとしたマニュアルはなく、1人1人の患者さんの性格や状態、環境によってケア方法が異なりますので、とても難しいものであると同時にやりがいを感じるものになるでしょう。
また、緩和ケアはターミナル期だけに行われるものではなく、がんと診断された瞬間から始まるものですから、緩和ケア病棟の看護師だけではなく、がんセンターの一般病棟の看護師や外来の看護師も緩和ケアを行う必要があります。
がんセンターの看護師の仕事内容=オペ前後の看護
がんセンターの看護師の仕事内容、5つ目はオペ前後の看護です。がん治療では、手術療法を選択することが多いですよね。そのため、がんセンターの看護師はオペ前後の看護を行うことが多いんです。
オペ前には必要な処置をするだけでなく、オペに対する不安を取り除くケアをします。さらに、オペ後は全身管理をして異常の早期発見に努め、感染防止や合併症の予防をしていきます。
そして、最近は早期離床を薦めていますので、早期離床のためのペインコントロールや日常生活介助などもがんセンターの看護師の重要な仕事内容になるんです。
がんセンターの看護師の仕事内容=手術室看護
がんセンターの看護師の仕事内容、6つ目は手術室の看護です。
がんセンターの看護師の仕事内容というと、今までご紹介してきたような化学療法看護、放射線療法看護、緩和ケア、疼痛緩和などを思い浮かべる人が多いと思います。
でも、手術室看護もがんセンターの看護師の大切な仕事内容になるんです。なぜなら、がん治療には手術が必要不可欠なものだからです。
手術を行うためには、手術室の看護師が必要ですよね。ですから、がんセンターのすべての看護師が手術室看護を行うわけではありませんが、がん看護において、手術室看護はとても重要な位置を占めるのです。
がんセンターの看護師の仕事内容=乳がん看護
がんセンターの看護師の仕事内容、7つ目は乳がん看護です。乳がんを発症した女性は、その進行度によっては乳房を全摘しなければいけないこともあります。
女性にとって女性の象徴とも言える乳房を摘出することは、女性としてのアイデンティテイを失うことになりますし、ボディイメージが変わってしまうという悩みを抱えることになります。
「がんを発症した」というだけでも、精神的なショックや負担はとても大きいのに、乳がんの患者さんはそれに加えて、上記のようなストレスを抱えることになるんです。
そのような患者さんに寄り添い、精神的なケアをすること、患者さん自身が最善の治療法を選択できるようなケアをすること、また乳房再建のケアをすることで、がんセンターの看護師は乳がんの患者さんへの看護をしていくのです。
がんセンターの看護師の仕事内容=家族看護
がんセンターの看護師の仕事内容の8つ目は、家族看護です。がんを発症して苦しんでいるのは患者さんだけではありません。患者さんの家族もショックを受けて苦しんでいます。
大切な家族ががんで亡くなるかもしれないという苦しみは計り知れないものです。また、がん治療を続けていく上で、経済的な不安を持つ家族もたくさんいます。
そういう家族に対して、がんセンターの看護師は家族ががんであることを受け入れられるようにケアをしたり、社会的・経済的な問題があるなら、それを解決するための情報提供を行ったり、医療ソーシャルワーカーへの橋渡しを行ったりする必要があるのです。
まとめ
がんセンターの看護師の仕事内容8つをご紹介しましたが、いかがでしたか?がん看護の幅広さ、奥深さを実感できたのではないでしょうか?
がんセンターの看護師の仕事は幅広く、奥深い分、それだけやりがいを感じるはずです。
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執筆者情報
がんセンターの看護師に、私はなる!編集部
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